IB可とうボックスカルバートは、標準ボックスカルバートにIB可とうゴムリングとコーナー部の特殊パッドを取り付け、可とう性と止水性を持たせたボックスカルバートです。


L1地震動に対しての許容抜け出し量 6.5mm
L2地震動に対しての許容抜け出し量 10mm
許容屈曲角度 約0.7度(BOX 1.0×1.0mの場合)

建設技術審査証明書の取得に伴い、抜け出し量、屈曲角、および止水性(外水圧0.06MPa)を全て検証済みです。
標準ボックス型継手と形状・寸法が全く同じであり、実績も多く、信頼性が高い構造です。
「IB可とうボックスカルバート」のみでも耐震性管路が築造可能であるが、「可とうボックスカルバート」との組合せにより、さらに高性能な耐震性管路が築造可能です。
耐震設計は、下水道施設耐震計算書例ー管路施設編ーに基づき、「応答変位法」を用いて計算しています。
IB可とうボックスカルバートは、標準ボックスに「IB可とうゴムリング」と「特殊パッド(コーナー部のみ)」を取り付けただけの構造なので、据付けは標準ボックスと同様です。
内目地が不要なので、標準ボックスより作業量が軽減されます。
地盤の変形に追随できる構造で、杭が不要となり経済的です。
標準ボックスと同様の施工行程(引き寄せだけ)なので、緊張工などが基本的に必要なく経済的です。
このボックスカルバートの製造には混合セメント(当社では高炉セメント)が用いられています。混合セメントは普通セメントと比べて製造時に排出される温室効果ガスを約4割削減できる事から、「京都議定書目標達成計画」の中でも「混合セメントの利用拡大」が重要な施策の一つになっています。混合セメントは現場施工の生コンへの利用は既に一般的ですが、プレキャスト製品(コンクリート2次製品)への利用は長野県内ではまだ広がりを見せていません。高見澤コンクリート事業部では「混合セメントを利用したプレキャスト製品(コンクリート二次製品)」の製造・販売を通して、地球温暖化防止に貢献しています。