アデムウォール工法は、アデムにより補強された自立する補強盛土体と、コンクリートパネルなどの壁面材とを、変形吸収層を介して一体化させた二重壁構造の補強土壁です。壁面材はアデムと連結せず密に配置した壁面固定ベルト(グリッドベルト)により補強盛土体と一体化しています。工法のバリエーションは、垂直壁タイプ、斜壁タイプ(アデムウォールシータ)、壁面あと施工タイプの3種類があります。
・高強力ジオグリッド アデムで補強された盛土と壁面材による二重壁構造が、安定性の高い垂直壁を実現します
・面状の補強材「アデム」を使用しているため、土質の適用範囲が広く現地発生土も使用できます
・壁面材に「壁面固定ベルト」を多数設置するため、壁面材との連結部に作用する荷重が分散され安定性が向上します
・主要部材はコンクリートや高分子材料で構成されており、金属を使用していないため、耐腐食性・耐久性に優れており、特に塩害に強い構造になっています
壁面勾配を1:0.1~0.5程度まで自由に変化させることが可能。既存のブロック積み擁壁や地山とのすり付けに有効
補強盛土体を先行して構築。基礎地盤の圧密沈下終了後に壁面材を設置するので、軟弱な地盤での施工に有効
このコンクリートパネルの製造には混合セメント(当社では高炉セメント)が用いられています。混合セメントは普通セメントと比べて製造時に排出される温室効果ガスを約4割削減できる事から、「京都議定書目標達成計画」の中でも「混合セメントの利用拡大」が重要な施策の一つになっています。混合セメントは現場施工の生コンへの利用は既に一般的ですが、コンクリート2次製品への利用は長野県内ではまだ広がりを見せていません。高見澤コンクリート事業部では「混合セメントを利用したコンクリート2次製品」の製造・販売を通して、地球温暖化防止に貢献しています。
メーカーサイト 前田工繊株式会社