井桁組擁壁

  

地震・がけ崩れなど自然災害に高い評価。注目される枠組工法。
 わが国は、世界でも有数の地震発生国である上に、国土の75%が山地や丘陵で占められています。 このため、地震や大雨などによるがけ崩れや、河川の氾濫などの自然災害が、毎年各地で後を絶たず、これらの災害に対する防災対策事業が、国の重点政策課題とされているのも、当然の事と考えられます。

 建設省による擁壁工の災害調査の結果、枠組工法を採用した箇所の被害がなく、その工法は大いに注目され、その後の危険地域の擁壁工には、枠組工法が多く採用されるようになりました。 これらの多くの被害調査にもとづき、あらゆる角度から研究し、開発されたのがイゲタフレーム工法です。 本工法は、振動や土圧に対しての安全性はもちろん、排水処理に優れた効果を発揮する擁壁工として、高い評価を得ています。

 イゲタフレームは、今後の日本の防災対策事業の中で、その構造・機能が大きく期待されている理想の擁壁工ブロックです。
特徴
 一般の土木用積みブロックや現場打設による擁壁に比べて、次のような利点を持っています。

  1.部材の継手はフレキシブルで地盤の沈下や振動に対してよく順応し、高い安定性を発揮します。

  2.通水性はきわめて良く、擁壁背面に大きな水圧を受けません。

  3.対象とする現場の諸条件に応じて、控材を2連、3連とすることにより、合理的な設計ができます。

  4.中込材には栗石の他、50mm以上の砕石も利用できます。

  5.部材の組積みには鉄筋を必要とせず、施工は簡単で、工期も大幅に短縮できます。