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新着情報

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信濃毎日新聞、日本農業新聞に掲載されました!

11月11日、長野県の特産であるりんごの高密植わい化栽培のための施設、
「コンクリート製トレリス」の発表会が行われ、その様子が
11月12日 信濃毎日新聞.pdf
11月13日 日本農業新聞.pdf に掲載されました!

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高密植わい化栽培とは、栽培樹の列間隔や樹間距離を短くし、植える本数を増やした栽培体系です。
1本1本の樹が細く自立しないため、ワイヤーと支柱を使ってりんごの木を壁状に植えていきます。

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従来の栽培方法と比較して、収穫開始年度を早くすることが可能となり、剪定や葉摘み、玉回しなどの作業も省力が図れる画期的な栽培方法です。
収穫量も従来の3倍~4倍になるそうです!
県内のりんご栽培農家が減少していることから、平成20年度から長野県でも推進しています。

しかし県内のわい化栽培に取り組んでいる畑では、支柱に単管を使用しているところが多く、強風などにより倒壊の危険性があります。
そこで今回、JA全農長野と協力してコンクリート製の支柱を製作し、モデル園を設置しました。
コンクリート基礎を使ってコンクリート支柱を自立させることで強風が吹いても施設が一気に倒壊するリスクが少ない構造となっています。

これから更に改良を加え、構成部材の軽量化・低コスト化を図ると同時に、安全性についても更に追求し、コンクリート製品を使って農業の活性化のお手伝いが出来ればと考えております。

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