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【L型擁壁】ガードクリフ
L型擁壁にガードレール基礎を一体化しました

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当社は長野県及び周辺地域(新潟県、群馬県、山梨県、埼玉県、その他)を対象に、コンクリート二次製品(コンクリート製品)の製造と販売を行っています。
遠方のお客様の場合、その地域において製品の供給が難しい場合もございますので、当社のコンクリート二次製品をご検討いただく場合には、まずはお問合せいただきますようお願い申し上げます。

株式会社高見澤 コンクリート事業部

NETIS登録製品です

L型擁壁にガードレール基礎を一体化しました。コスト削減と工期短縮に役立ちます。

ガードクリフで道路をシンプルに。安全に。

「ガードクリフ」はガードレール基礎とL型擁壁を一体化した擁壁です。現場打ち基礎では大型化してしまい幅員の問題・施工工程の問題等で苦労する部分ですが、そこをガードクリフがシンプルに解決いたします。

高見澤は基礎ブロックに

「ガードクリフ」「プレガードⅡ」

2種類をご用意しています。現場に最適な製品をご提案いたしますので、ぜひお問い合わせください!

ガードレール基礎一体型プレキャストL型擁壁

従来のL型擁壁とガードレール基礎を一体化することにより、大幅なコスト削減工期の短縮を可能としました。

gc-p1.jpg

B種、C種の防護柵に対応

道路の区分 設計速度 一般区分 適用区分
高速自動車国道 80km/h以上 A種 ×
自動車専用道路 60km/h以上 A種 ×
その他の道路 60km/h以上 B種
50km/h以上 C種

gc-p2.jpg

粘性土の現場にも対応

①土質、地盤条件

土 質 礫質土 砂質土 粘性土
土の単位体積重量γs 20kN/m3 19kN/m3 18kN/m3
せん断抵抗角φ 35° 30° 25°
擁壁底版と支持地盤との間の摩擦係数 μ=0.6

②荷重条件
gc-p3.jpg

最小の用地幅で、最大の道路幅員を確保

縦壁の直上にガードレールが設置されるので、道路用地を無駄なく活用することが可能です。
■施工断面図
gc-p4-1.jpg

■数量表(10m当り)  ※( )内の数値は粘性土用を示します。

呼び名
H
B (mm) X (mm) 基礎コンクリート
(m3)
基礎型枠
(m2)
基礎材
(m2)
敷モルタル
(m3)
1000 1150(1220) 171 1.35(1.42) 2.00(2.00) 15.5(16.2) 0.345(0.366)
1250 1300(1380) 176 1.50(1.58) 2.00(2.00) 17.0(17.8) 0.390(0.414)
1500 1350(1420) 181 1.55(1.62) 2.00(2.00) 17.5(18.2) 0.405(0.426)
1750 1400(1480) 186 1.60(1.68) 2.00(2.00) 18.0(18.8) 0.420(0.444)
2000 1500(1650) 191 1.70(1.85) 2.00(2.00) 19.0(20.5) 0.450(0.495)
2250 1650(1800) 196 1.85(2.00) 2.00(2.00) 20.5(22.0) 0.495(0.540)
2500 1800(1950) 201 2.00(2.15) 2.00(2.00) 22.0(23.5) 0.540(0.585)
2750 1950(2120) 206 2.15(2.32) 2.00(2.00) 23.5(25.2) 0.585(0.636)
3000 2100(2280) 211 2.30(2.48) 2.00(2.00) 25.0(26.8) 0.630(0.684)
3500 2330(2600) 221 2.53(2.80) 2.00(2.00) 27.3(30.0) 0.699(0.780)
4000 2620(2900) 231 2.82(3.10) 2.00(2.00) 30.2(33.0) 0.786(0.870)

■支柱固定方法
gc-p4-2.jpg支柱設置穴充填材料表(1箇所当り)

アスファルト又はモルタル
0.002 0.004




現場状況に応じてカーブタイプや端部用製品があります

■規格寸法表
gc-p5-1.jpg
■砂質土用

呼び名 寸法(mm)標準タイプ・カーブ対応タイプ共通 標準 カーブ対応タイプ
(m3)
H B b c h r t1 t2 t3 t4 質量(kg) L' 質量(kg)
1000 1000 1150 0 1 450 150 90 130 70 130 1345 1841 1315
1250 1250 1300 6 550 190 90 130 70 130 1570 1825 1535
1500 1500 1350 11 650 220 90 140 70 140 1800 1817 1760
1750 1750 1400 16 750 250 90 150 75 150 2065 1808 2020
2000 2000 1500 21 900 280 90 160 75 160 2360 1795 2305
2250 2250 1650 26 1000 310 90 175 80 175 2765 1775 2695
2500 2500 1800 31 1100 340 90 190 80 190 3185 1755 3100
2750 2750 1950 36 1200 370 90 205 80 205 3636 1735 3530
3000 3000 2100 41 1350 400 90 220 80 220 4115 1715 3990
3500 3500 2330 51 1350(1000) 500 116 280 149 280 6110 1770 5915
4000 4000 2620 61 1350(1000) 500 90 280 130 280 6585 1740 6360


■粘性土用

呼び名 寸法(mm)標準タイプ・カーブ対応タイプ共通 標準 カーブ対応タイプ
(m3)
H B b c h r t1 t2 t3 t4 質量(kg) L' 質量(kg)
1000 1000 1220 70 1 450 150 90 130 70 130 1370 1831 1340
1250 1250 1380 80 6 550 190 90 130 70 130 1600 1814 1560
1500 1500 1420 70 11 650 220 90 140 70 140 1825 1807 1785
1750 1750 1480 80 16 750 250 90 150 75 150 2095 1797 2045
2000 2000 1650 150 21 900 280 90 160 75 160 2415 1774 2355
2250 2250 1800 150 26 1000 310 90 175 80 175 2825 1754 2745
2500 2500 1950 150 31 1100 340 90 190 80 190 3245 1734 3150
2750 2750 2120 170 36 1200 370 90 205 80 205 3705 1711 3590
3000 3000 2280 180 41 1350 400 90 220 80 220 4190 1690 4055
3500 3500 2600 0 51 1350(1000) 500 116 280 131 280 6300 1742 6080
4000 4000 2900 0 61 1350(1000) 500 90 280 112 280 6755 1711 6505


■端部処理と最低連結本数
gc-p5-4.jpg

呼び名 最低連結本数
1000 4本(4本)
1250 3本(3本)
1500 3本(3本)
1750 3本(3本)
2000 3本(3本)
2250 2本(2本)
2500 2本(2本)
2750 2本(2本)
3000 2本(2本)
3500 2本(2本)
4000 2本(2本)

参考割付図
ガードクリフ最低連結本数.jpg
※高さの違う製品を使用する場合も最低連結本数をお使いください。

1.衝突荷重による安定計算に基づいて出された最低連結本数です。必ず、最低連結本数以上を連結して使用して下さい。
2.( )内の本数は、L=1.50mの端部用を含む場合です。(端部用は1本のみ含まれる)
3.連結ボルトはM16(F10T)を使用しスパナ等で締め付けを行って下さい。
4.ボルトによる連結の後に連結箇所にモルタルを充填して下さい。

■地盤反力度                            
gc-p5-3.jpg

呼び名 常時 衝突荷重作用時
q1 q2 q1 q2
1000 33(34) 23(21) 72(66) -
1250 42(43) 24(21) 89(82) -
1500 54(55) 22(19) 99(94) -
1750 67(67) 19(15) 110(105) -
2000 78(77) 17(15) 116(104) -
2250 88(87) 17(15) 154(136) -
2500 98(96) 17(14) 148(136) -
2750 107(105) 17(15) 149(137) -
3000 117(115) 18(14) 151(141) -
3500 140(134) 14(14) 167(152) -
4000 159(153) 14(13) 179(165) -

                                          単位kN/m2
1.土質条件が砂質土、( )内は粘性土の場合の安定計算から求まる値です。
2.現地地盤の長期許容支持力が常時の地盤反力度を上回る必要があります。
3.現地地盤の短期許容支持力が衝突荷重作用時の地盤反力度を上回る必要があります。

■使用例/端部用の使い分け
tanbu-1.jpg
tanbu-2.jpg



※端部用の使い分け
 たて壁正面(模様面)から見て下記の通り使い分ける。
「右側端部→右用」・「左側端部→左用」



実物構造実験による安全性の確認

宮崎大学工学部土木環境工学科と共同で実際の製品を用いた実物構造実験を行い、衝突荷重に対する安全性の確認を行っています。

gc-p6-1.jpg衝突荷重載荷状況
『道路土工擁壁工指針』に示してある防護柵の衝突荷重30kN(B・C種)に対して、ガードクリフ部材の強度の安全性を確認しています。

■要領:
ガードクリフのH-1750(L=2.0m)3本を連結し中央の製品にガードレール支柱を設置する。支柱に水平に30kNの荷重を作用させ、たわみ量、荷重の分布状態などを測定。

低炭素型社会の実現に貢献するL型擁壁です

低炭素型社会の実現に貢献するL型擁壁です。このL型擁壁の製造には混合セメント(当社では高炉セメント)が用いられています。混合セメントは普通セメントと比べて製造時に排出される温室効果ガスを約4割削減できる事から、低炭素型社会の実現に大きく貢献することができます。混合セメントは現場施工の生コンへの利用は既に一般的ですが、プレキャストコンクリート製品への利用は長野県内ではまだ広がりを見せていません。高見澤コンクリート事業部では「混合セメントを利用したプレキャストコンクリート製品」の製造・販売を通して、地球温暖化防止に貢献しています。

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当社は長野県及び周辺地域(新潟県、群馬県、山梨県、埼玉県、その他)を対象に、コンクリート二次製品(コンクリート製品)の製造と販売を行っています。
遠方のお客様の場合、その地域において製品の供給が難しい場合もございますので、当社のコンクリート二次製品をご検討いただく場合には、まずはお問合せいただきますようお願い申し上げます。

株式会社高見澤 コンクリート事業部

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